看護学校 そろそろ前期のテストでしょうか
看護学生さんからのお問い合わせが増えています
「へーリング・ブロイエル反射って何ですか」
「頚動脈小体や大動脈小体ってどんな働きをしているのですか」
「糖新生について分かりやすく説明して下さい」
「解糖系・TCA回路・電子伝達系がよく分かりません」
「ケト・アシドーシスとは何ですか」
「うっ血と充血とどう違うのですか」
「心音を聴診する部位はどこですか」
等々です
実際はもっとありますが・・・
とくに「解剖生理学」「生化学」「病理学」
格闘している社会人看護学生が多いようです
出遅れた感がある人は
夏休みに取り返しましょう
さて 看護学校の勉強
情報量は多いし、授業の進度は速いし、・・・
いったいどうやって学習すればよいのでしょうか
学習のコツがあるとすれば、何でしょうか・・・
コツは、
「教科書を読む」 → 「しっかり頭に入れる」
それをもとに
「自分で考える」 → 「問題を解く」 です。
わからないところは、
すぐに解決することが大切です。
看護予備校アインスでは、
つぎのような授業しています。
教科書の記述はたいへん難しいので、
授業ではできるだけ簡単な言い方で解説しています
使っている参考書
①『読んでわかる 解剖生理学』
竹内修二(医学教育出版社)
看護予備校アインスでは、
このテキストを使って、授業をしています
まず、
解説の部分を熟読します。簡潔な解説で、分かりやすいです
次は、
図と照らし合わせて、名称と部位の確認します
さらに、
臓器・組織の働きを学びます。
繰り返しますが、なによりも大切なことは
まずは教科書をしっかり読むことです
学習のコツは
分かりやすい参考書を選ぶことです
次は、その参考書の流れに沿った
問題集を選びます
②『解剖トレーニングノート 第6版』
竹内修二(医学教育出版社)
書き込み式の問題集です。
上記の『読んでわかる 解剖生理学』の内容に沿って編集されています
『読んでわかる 解剖生理学』で学んだあとに
実際に 『解剖トレーニングノート 第6版』で問題を解いてみると
一層理解が深まります。
問題集選びのコツは、
使っている教科書と、その問題集がリンクしあっていることです
②『解いてわかる 解剖生理学』
竹内修二(医学教育出版社)
看護予備校アインスでは、
学習した箇所の理解を確認するために小テストを行っています
4択問題形式で、
来るべき看護師国家試験への準備になります
問題集選びのコツは、
使っている教科書と その問題集がリンクしあっていることです
③参考書『ぜんぶわかる 人体解剖図』
坂井建雄・橋本尚詞(成美堂出版)
たいへんよく売れているようです。
長所は、分かりやすい構成と、簡潔な解説です
さらに、この『ぜんぶわかる 人体解剖図』には
すぐれた長所があります
それは、
関連するページが提示されていることです
その関連ページを追跡学習すると
より理解が深まります
そして、その理解が
最終的に病態の理解にもつながっていきます
④『標準解剖学』
坂井建雄(医学書院)
上記の『ぜんぶわかる 人体解剖図』と
著者が同じなので、学びやすいです
とくに『標準解剖学』は
関連ページが、構成マップとして一覧表示されています
関連ページがまとまっているので
学ぶ側にはたいへん助かります
各自で工夫して、マインドマップにしてみると
さらに効果は上がると思います
【部位】→【機能】→【障害】→【疾患】
解剖生理学から先の展開につながりも見えてきます
一応、『標準解剖学』は
医学部生向きのテキストです
しかし看護学生でも
もっと詳しく学びたい人にはお薦めです
つぎに、
社会人看護学生を悩ませるのが 「生化学」です
①『はじめの一歩の 生化学・分子生物学 第3版』
前野正夫・磯川桂太郎(羊土社)
看護予備校アインスでは上記のテキストを
使って講義をしています。
初学者向けの教科書ですが、
それでも難しいので、できるだけやさしく噛み砕いて解説しています
しかし、よく考えてみると
「生化学」は日常生活に密着しているのです
たとえば、
どうしてバランスのよい食事を摂ることが大切か
どうしたら体脂肪・皮下脂肪が減るか
厳しいトレーニングや激しい運動は嫌だし・・・
ほかにも、お肌の美容にはビタミンCが必要です
ビタミンCとコラーゲンは深い関係があるのです
看護学校の「生化学」は
女性にぴったりの科目です
もちろん、
ベルトあたりが気になる男性にもです・・・
「生化学」の理解は、
身近な生活の見直しからスタートです
最後に、看護学校で学ぶ科目はすべて重要ですが
「解剖生理学」「生化学」と並んで重要な科目の一つに「病理学」があります
②『10日でおさえる病理学のきほん』
要点整理 & ドリル (宣広社)
さて、「解剖生理学」は身体が「正常」なときの状態を学びます
一方、「病理学」は身体が「異常」なときの状態を学びます
その「異常」な状態について、
身体のすべてに共通する「基本的な病変」を押さえておくと良いかもしれません
「基本的な病変」には大きく4つあります
①代謝の異常
②循環の異常
③炎症
④腫瘍
この上記の4項目から学習を始めると、
難しいと言われる「病理学」も簡単に征服出来ると思います。
③『全部みえる スーパービジュアル 疾患 シリーズ』
(成美堂出版)
上記は疾患について
①誘因・原因
②病態生理
③症状・臨床所見
④検査・診断
⑤治療
以上、
5項目がたいへんわかりやすくまとめられています
学習しやすい参考書です
「病理学」について、看護予備校アインスでは
上記の2冊をテキストに講義しています
さて、最近、
「フィジカルアセスメント」についての問い合わせも増えています
アインスで使用しているテキストは
④『はじめてのフィジカルアセスメント』(メヂカルフレンド社)です
頭部・胸部・腹部等の領域別に、
アセスメント項目を分けて学習していきます
解剖生理学の学習と並行履修が理想的です
たくさん勉強しなくてはなりません
受講生のみなさん、
頑張っていらっしゃいます
看護学校に受かるにはどうしたらよいか
看護師になるためにはどうしたらよいか
病院に入職するにはどうしたらよいのか
認定看護師になるにはどうしたらよいか
看護予備校アインスにはその答えがあります。
次は、あなたの番です。
東京メトロ丸の内線西新宿駅
東京医科大学病院方面下車
青梅街道を新宿駅方面へお進み下さい
★アインスは 看護をめざすかた 看護に関わるかた
おひとりおひとりにに合わせた 学習体制を御提供しています
遠隔地のかたには
テレビ授業・添削動画配信 などを御用意しています
スマホを大いに駆使して
皆様の期待にお答えして参ります
看護の世界で頑張る皆様に寄り添いながら
お役に立てるように 日々努力して参ります
重ね重ね
よろしくお願い申し上げます
アインスオリジナルテキスト過去問シリーズ好評発売中
令和元年6月28日
看護予備校アインス
代表 高島光夫