7月に入り 前期テストの準備で大変だと思います
寝ないで頑張っている看護学生さんも多いことでしょう
アインス看護学生から
解剖生理学や病理学の勉強の仕方がわからないという声をよく聞きます
きょうは
看護学校での学習の仕方や教科書の読み方のお話を少し・・・
★学習の仕方 重要箇所のつかみ方
①どんな学問でも
学びの基本は教科書を読むことです
まずは教科書を繰り返し頭に入るまで読むこと
ここが学びの第1歩です
ただ 一発で頭に入る人は天才です
しかし たぶん あなたの周りにはいないでしょう・・・
②次に図書室に足を運び 何冊か他社の教科書も開いてみます
同じ項目の箇所を横に並べて読んでみましょう
どの教科書にも載っていること
そこが重要箇所となります
その作業の中で 一つの教科書にしか書かれてないことがあったら
そこも押さえておきたい重要箇所なのです
③他に
担当講師が授業中に発する言葉にも注意です
「ここテストに出すよ」「ここ国試に出てるよ」
当然 重要箇所です
また 講師が強調したい重要箇所は
何度も何度も繰り返し口に出していると思います
さらに どの教科書にも出ていないことを話す時があります
そこも重要箇所なのです
④教科書や講義プリントのまとめを作ったあとは
問題集を活用します
問題集は重要箇所がまとめられた情報書です
問題集に取り上げられている問題はやはり重要箇所なのです
また問題が解けてはじめて
重要箇所の理解できたともいえます
問題集を傍らにおきながら学習する
最も効果的な学習方法なのです
国試の問題もいいですね
早い時期から国試の問題にも触れておきましょう
★教科書の読み方 重要箇所のつかみ方
事前にしっかり教科書を読んで
講義に臨むことが重要です
しかし
じつは教科書の記述には ある特徴があります
たとえば
解剖生理学(形態機能学)
「大きな区分から小さな区分へ」 「上部から下部へ」と
配列されています
たとえば
人体を大きく体幹と体肢に区分し
さらに 体幹は
上から「頭部→頸部→胸部→腹部→骨盤部」に小さく区分されるという書き方です
病理学ですと
先に「総論」があって 次に「各論」へと入っていきます
こうした章立ての意味は
「総論」がわからないと 「各論」がわからないよということです
教科書の書き方にも慣れていきましょう
重要箇所が自然とみえてきますから
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